一ノ瀬エリーのOL日誌

叱咤激励

家族と一緒に暮らせるのは幸せだ。

なぜなら叱ってくれる人が常にそばにいるからだ。

 

一人暮らしをすると何もかも自分でやらなければいけなくなる。

一人暮らしをしていなくても自分のことは自分でするものだけれど。

 

自分で自分自身の問題を片付けるのは面倒だ。

それは一人暮らしじゃなかろうが同じだけれど。

 

そんな時、家族は

逃げ出しそうな自分を見守り、時には叱ってくれる。

なんて幸せなことだろう。

 

まあ、叱られたら叱られたで

イライラしちゃうんですけどね。

 

実家で暮らしてたときは母親の行為を遂行するまで続く

「早くお風呂入りや~」にイライラしていました。

でも一人暮らしだとそんな小言は言われません。

だから、「お風呂は明日の朝でいいや」ってなって

そのまま寝るんです。

でも翌朝になると寒いし眠いし布団から出られない。

で、結局家から会社まで全力疾走になるのです。

走りながらいつも思う。

面倒なことを後回しにするのはダメだって。

明日やろうは馬鹿野郎だって。

でもね、不思議なことに、

あんなにつらい思いをして走ったのに

夜になると「お風呂は明日の朝でいいや」ってなってる。

 

家族の叱咤って大切。

ネバーエンディング「お風呂入りや~」って

言われてるうちが華。

 

前置きが長くなりました。

こんばんは。一ノ瀬エリーです。

 

先日、将来に不安を覚えすぎたため

友達と占いに行きました。○○の母。

というか、もう、おばあちゃんだった。

 

母の館を調べるんだけど

雑居ビルってなかなか見つからないの。

Google先生に行き方を尋ねたんだけど

Google先生、ピンの打ち方適当すぎなの。

私の将来かかってんのに、あいまいにピン打ってくるの。

もう迷いに迷ったよね。

人生で迷ってるから占いに来たのに。

 

で、iPhoneの充電と引き換えに

なんとか無事に雑居ビルについたんだけど

もうね、そのビル見るからに怪しいの。

館が何回にあるか探すんだけど

ハッピーハッピーマッサージに気を取られすぎて

全然見つからないの。

「ハッピーハッピーマッサージ」

いかがわしいニオイがした。

いかがわしさ、名前だけじゃなく

字体からも漂ってた。

「ハッピーハッピーマッサージ」

すごく幸せになれそう。性的な意味で。

 

で、友達が発見してくれて4階を目指すんだけど

エレベーターが見るからに古いの。

一ノ瀬は基本的にビビりなんだけど

その友達は真逆でぐんぐん行っちゃう派。

でもその友達ですらビビってんの。

目の前のエレベーターに。

 

でもね、一ノ瀬たち、

ここで立ち止まるわけにはいかないんだ。

人生で立ち止まっちゃってるから来たわけだし。

 

ビビりながら乗り込んだんだけど

普通に動いた。

見かけ倒し。アスパラベーコン男子並み。

 

で、占ってもらうことになったんだけど

結論から言うと、玉の輿できるらしい。

でも、一ノ瀬、玉の輿ってワードに

意識持ってかれすぎて

大事なこと聞くの忘れてた。

 

「いつ結婚できますか?」って大前提を。

 

玉の輿できるってことは

結婚できるってことなんだろうけど

65歳で結婚はつらい。

65歳まで独身ってのは勘弁。

65歳で大金持ちになっても…ね…。

むしろ65歳まで独り身だったなら

むしろ誇り持ってると思う。

 

だから、なんていうか

将来に対する不安は払拭できなかった。

むしろ逆に不安になった。

65歳まで独身で、66歳の誕生日に

30歳くらいの青年実業家に「結婚しよう」て言われたらどうしよう

とか考えちゃってるから。

向こうのご両親すげー反対すんだろうなーとか。

子供産めないなーとか。

嫁姑同い年くらいじゃね?とか。

絶対ありえない話だけど。

 

 

そのあとスタバで反省会したんだけれど

友達なんかキレてた。

どうせ当たらんとか言ってた。

行くまでめっちゃ乗り気やったのに。

 

でもね、私も母と同じ見解だよ。

不倫はダメだって。

占い師じゃなくても言えるよ。

でも、恋愛の形は人それぞれだよね。

 

と、恋愛偏差値低めの一ノ瀬は思います。

 

次は瀬戸内寂聴の講演会でも行こうかな~