一ノ瀬エリーのOL日誌

みんなちがってみんないい

お尻にセルライト

発見しました。

老化が止まりません。

一ノ瀬エリーです。

 

「お尻」「セルライト

「落とし方」

上記が最近の一ノ瀬の

検索ワードのトップ3です。

 

 きょうは美容院に行ってきました。

 カットとカラーをしてきました。

白髪がすごいので。

 

そこで繰り広げられた壮大な

勘違いをきょうは綴りたいと思います。

 

美容院では基本的に男性の

美容師さんにカットしてもらいます。

 

大学時代、したい髪型を雑誌で選んで

切ってもらっていたんですが

それに近い髪型になったためしがない。

どこの美容院でも前髪を短めに切られてしまう。

彼氏がいればaikoのシャッターの歌詞のような

素敵なひと時を過ごせるんだろうけれど

23歳の切りすぎた前髪は

セルフカットの失敗だと思われる。

 

 

だから一ノ瀬、男性の美容師さんに

「私に似合うような感じにしてください」

って言って切ってもらうようにしています。

 

あらかじめ

なりたい髪型を用意しないと

どんなに前髪が短くなっても

落胆しないんです。

 

なぜ男性の美容師さんに

髪を切ってもらうのかというと

トキメキを求めているから!

 

ではなく

 

女性のかわいい!似合う!を

信用していないからです。

切りすぎた前髪を

「かわいい!似合う」と言う

LINEのトップ画が自撮りの

キラキラ量産系女子を私は信じません。

 

一ノ瀬の愛する友達

嵐山、テレサ、小原たちは

私の前髪を見て爆笑しました。

 

これが友情です。

 

で、きょうもいつもの美容師さんに

切ってもらっていたんですが

シャンプーとトリートメントは

アシスタントっぽい男の子がしてくれたんです。

 

トリートメント中、一ノ瀬は

雑誌を読んでいました。確かarだったかな。

で、「職場での人間関係のお悩み相談」

みたいな特集記事を読んでたんです。

 

「職場の人間関係で悩んでるんですか?」

とアシスタントの男の子(以下:アシくん)

 

一ノ瀬:「まあ、悩みとまでは…」

アシくん:「色々ありますよね~」

一ノ瀬:「そうですよね~ 同性って難しいですよね」

アシくん:「同性ですか~」

 

ここでアシくん少し考える

 

アシくん:「僕も同性したことあるんですけど」

一ノ瀬:「?」

アシくん:「難しかったです」

一ノ瀬:「?」

アシくん:「すぐ解消しちゃいました」

 

ここで一ノ瀬、気付く

私とアシくんの思っている

「ドウセイ」

は同音異語であると。

 

一ノ瀬のドウセイ=「同性」は

男や女、雄雌の性が同じであることの意。

アシくんのドウセイ=「同棲」は

一緒に住むこと。特に正式に結婚していない

男女が同じ家で一緒に暮らすことの意。

 

アシくんは私の言った

「同性」を「同棲」と

勘違いしていたのである。

 

勘違いに気付いたが、一ノ瀬

訂正する勇気が持てない。

だってアシくん勘違いしてる上に

自分の恋愛遍歴を初対面の私に

話してくれちゃってるんだもの。

 

そこからの一ノ瀬、もう

話を合わすのに躍起になったよね。

赤裸々告白をしてくれたアシくんに

恥をかかせまいと。

 

一ノ瀬:「そうですよね~

やっぱり価値観とか違いますもんね」

 

とはいったものの一ノ瀬

同性とも異性とも同棲したことねぇ。

むしろ同棲できる相手がいねぇ。

一刻も早く次の話題を探さなくては!

 

アシくんのターン

 

アシくん:「ですよね~ 

同棲してどれくらいですか?」

 

キター!来てしまったー

絶対されると思ったよ、この質問。

そりゃそうだよね。

同棲の話してんだもん。

Hou are you?

I'm fine thank youに続くHow about you?くらい

自然な流れだよね。

 

一ノ瀬:「あ~…これからしようかと」

 

自分でも思った

これ最高の返しだと。

これで嘘つかずに済むぞ!と

 

アシくん:「頑張ってくださいね」

 

一ノ瀬:「頑張ります」

 

アシくん「付き合ってどれくらいなんですか」

 

そりゃそうなるわな。

同棲って付き合ってる異性とするもんだしな。

この質問もごく自然な流れだよな。

 

一ノ瀬:「今遠距離なんですよね、大学時代からで」

 

はい。一ノ瀬、嘘つきました~。

でもね、でもね、これはアシくんに

恥をかかせないためについた嘘だから

方便とみなされるよね?

 

アシくん:「そうなんですか~長いんですね」

 

一ノ瀬、次の話題を探す。

休日であるはずの日曜日に

頭をフルに回転させる。

あ~どうしようどうしようどうしよう。

 

アシくん:「お疲れ様でーす。トリートメント

流しに行きましょう。」

 

神は私を見放さなかった。

 

 

 

髪だけにね。